バケモノの子、後半のクジラの何故

「サマーウォーズ」や「時をかける少女」で有名な「バケモノの子」を観ました。
小気味良いテンポと声優陣がなかなか良いです。
現代のあるあるが詰め込まれた人間世界から一人の少年が迷い込んだ先は「バケモノの国(渋天街)」。

クマのような見た目をした熊徹(クマテツ)に9歳だから「九太」と名づけられ、ともに体も心もたくましく成長していくお話。
もう一人重要なバケモノがクマテツがライバル視しているイノシシ獣人の猪王山(イオウゼン)。
これね、聞き取りにくくて「ヨウゼン」だと思っていました。

イオウゼンには息子が二人おり、実は一人が人間の子。
これが後半九太のライバルとなっていくのですが、本人は自分は人間ではないと思っており、九太を人間のくせにと思う。
人間界での戦いでは「白鯨」の本を見たところから、鯨の姿をとってみたりするのですがこれがどうにも解せない。
白鯨の本はいずれ人間界に戻ろうとする九太が勉強がてらに読んでいたもので、そのモチーフである鯨のフォルムに何の意図があるのかイマイチ汲み取れないのです。
前半の演出が良かっただけにこの部分は他にもっと表現方法があったのではないかなと思いました。